地質調査の実績
既設砂防えん堤の改築にあたり、既設えん堤の形状確認、およびえん堤軸上の地質状況の把握を目的とする調査ボーリングを実施した。 キーポイント えん堤の基礎となりうる岩盤の評価を行い、崖錐堆積物の分布状況から問題点を抽出した。 調査地の地質 四万十帯 日高川層群 大峯酸性岩類
天理ダム貯水池内に計画される貯砂ダムの設置に伴い、計画ダム軸上の地質状況の把握を目的とする調査ボーリングを実施した。 キーポイント 基盤となる花崗岩について変質帯の分布状況に着目して問題点を抽出した。 また被覆層(河床堆積物、崖錐堆積物)を分類し、地形地質形成史を推定した。 調査地の地質 領家深成岩類 初瀬深成複合岩体
家屋の谷側に隣接する急傾斜地の斜面対策にあたり、地質状況の把握を目的とする調査ボーリングを実施した。 キーポイント 崖錐堆積物の性状およびN値に着目して層序を細分し、問題点を抽出した。 また崖錐堆積物の厚い分布について、文献調査および現地踏査による知見を活用して地形形成史を推定した。 調査地の地質 四万十帯 日高川層群
家屋の谷側斜面に発生した崩壊について、斜面の地質状況の把握を目的とする調査ボーリングを実施した。また表層地盤の強度および分布深度を補足的に把握することを目的に簡易貫入試験を提案し実施した。 キーポイント 花崗岩の風化状況に着目し、D級岩盤を細分した。 斜面の崩壊機構を推定し、素因および誘因を考察した。 調査地の地質 領家花崗岩類 柳生花崗岩
大峯山公園線の道路改良にあたり、設計のための基礎資料となる調査ボーリングを実施した。 キーポイント 局所的な風化部の成因として水ミチの存在を推定、路線ではEPSによる盛土が計画されていたことから、排水路整備の必要性をあげた。 調査地の地質 四万十帯 日高川層群
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